地属性ドラフト・ルール
基本ルール
基本的には最新のマスタールールに準拠して行うが、いくつかの追加ルールを設ける
- 先行ドローあり
- リミットレギュレーションは適用されない
- 2本先取の3本マッチ
- 1本目の先行はジャンケンやダイスなどランダムな方法で決める2本目以降は負けたプレイヤーが選択
- サイドチェンジはデュエル間に自由に行っても良い(マッチ1本目に元のデッキ内容、枚数に戻っていなくても良い)
- フィールド魔法の裁定はマスタールール2までのものを適用する
- エキストラターン・エキストラデュエルはなし
- 墓地のカードの順番を自由に入れ替えても良い
- フィールドの位置を自由に入れ替えても良い(フィールドの位置を参照するカードはないため)
- カードのテキストがエラッタ前の場合は、カードに書かれている通りの処理を適応する(レスキューキャットなど)
フィールド魔法の裁定について
- フィールド魔法は自分と相手フィールドに存在するフィールドゾーンに発動・セットする
- フィールド魔法は全フィールドに一枚しか表側表示で存在できない
- 既にフィールド魔法が存在している時に新たなフィールド魔法を発動・セットする場合はそのフィールド魔法を破壊して張り替えを行う
- 既に発動されている《歯車街》が、自分が新たなフィールド魔法を発動することによって破壊された場合、《歯車街》の効果はタイミングを逃す
- 既に発動されている《歯車街》が、自分が新たなフィールド魔法をセットすることによって破壊された場合、《歯車街》の効果は発動できる
- 既に発動されている《歯車街》が、相手が新たなフィールド魔法を発動することによって破壊された場合、《歯車街》の効果は発動できる
ドラフトの流れ
- カード12枚(ノーマル10枚、レア2枚)からなるパックを1パック開封し、その中から1枚のカードを取り、残りを隣のプレイヤーに渡す(これをpickという)。
- 回ってきたカードの中からまた1枚のカードをpickし、残りを隣のプレイヤーに渡す。これをカードがなくなるまで繰り返す。
- 新たなパックを1つ選択し、1.に戻る
- 以上の流れを5巡繰り返し、全てのカードをカードを取り終えたら、40枚以上60枚以下のメインデッキと15枚以下のエクストラデッキを組む。残ったカードはサイドデッキとする。
pickのルール
- カードは1,3,5回目は時計回り、2,4回目は反時計回りに回す
- pick中に既にpickしたカードを確認しても良い(その際カードが混ざらないように注意する)
- pickの制限時間は特に設けないが、スムーズな進行を心がける
- カードを隣のプレイヤーに渡すときは混乱を避けるために、残りの枚数がわかるようにして、隣のプレイマットの中に置く
地属性ドラフト
最近遊戯王界隈でキューブドラフトが流行っていますね。キューブドラフトについての説明はわざわざ私がするまでもないと思うのでggってみてください。キューブドラフトは制作者さんの考えによってカードプールに個性が出るのも面白いところです。あの頃の環境を再現したい、この種族を活躍させたい、禁止カードをいっぱい使いたい、などなどみなさん色々な信念を持ってカードプールを制作していると思います。
「地属性ドラフト」とはその名のとおり全てのモンスターが地属性で統一されたキューブドラフトです。私がこのドラフトを制作しようと思った目的としては
- 地属性に好きなテーマが多い(マドルチェやスクラップなど)
- 地属性の特徴としてサポートが少なく単体で機能するモンスターが多い
- 敢えて他の属性を排除することで普段使用している他属性のありがたみを実感する
- 未来永劫使う機会のなさそうなカードを使ってみたい
- リミットレギュレーションの関係で実現できないカードの共存をしたい
- 地属性に絞ればカード選ぶの楽そう
- なんか安く済みそう
というのが主な理由です。(ちなみに3については製作者自身が苦しんだだけでなんの意味もありませんでした。)
で、ここまで書いておいてなんなのですがキューブドラフトを属性統一で組むことはオススメしません
組んでみてわかったのですが、ぶっちゃけ属性で統一する意味はないです。特にエクストラデッキの貧困さが深刻で、縛りなし星8シンクロが《スクラップ・ドラゴン》しかいないと知った時には相当頭を抱えました。なんで《ギガンテック・ファイター》その見た目で闇属性なんや…
8割程度を同じ属性で固めるならともかく100%同じ属性にするのは他属性では形にすらならないと思います。なんとかなるとしても闇属性くらいじゃないかな。
ホントは《黒き森のウィッチ》とか《輪廻天狗》とか使ったプールも組んでみたかったんだけど、プールを一つ作るのは想像以上に出費と労力が大きかったので多分もう作らないと思います。
まあなんだかんだ言って自分はこのプールをそれなりに気に入ってるので結果的によかったかなって感じですね。暇があったら考察とかも書きたい。