BCメモ

遊戯王のドラフトについてまとめるブログ

アーキタイプ解説(テーマ編①)

パラメータ解説

:汎用性

各カードの汎用性の高さ

★が多いほど汎用性が高く事故りづらい

 

:必要枚数

パワーを発揮するために必要なカードの枚数

★が多いほど必要なカードが多くピックが難しい

 

:パワーの高さ

カードを揃えられた時のデッキパワーの高さ

★が多いほどデッキを組めた時のリターンが大きい

 

マシンナーズ

:★★★

:★★★

:★★★★★

高い打点とサーチ能力が特徴のテーマ。《マシンナーズ・ギアフレーム》《マシンナーズ・メタルクランチ》の打点が高く、相互にサーチが可能なので、《E・HERO エアーマン》のように後続を確保しながらアタッカーとして運用することができる。

《マシンナーズ・ギアフレーム》とそのサーチ先がいれば成立するため、必要とするマシンナーズ自体は少なめだが、《マシンナーズ・フォートレス》《マシンナーズ・メタルクランチ》の効果を十分に発揮するにはある程度の機械族が必要になる。また、両カードはどちらもレア枠のため、ピックもやや難しい。

しかし、一通り揃えることができれば、地ドラ最強クラスのデッキが組めるため、運よく回ってきたなら狙ってみよう。

 

キーカード

《マシンナーズ・ギアフレーム》

召喚するだけでマシンナーズをサーチできるこのテーマの核となるモンスター。ステータスが非常に優秀で、《カメンレオン》に対応しているのも好ポイント。プール中に2枚しか存在しないが、できれば2枚ともピックしたい。最悪サーチ先が《マシンナーズ・ソルジャー》しかピックできなくてもデッキに入れる価値はある。

 

《マシンナーズ・メタルクランチ》

自分フィールドに表側表示のカードが存在しない場合に妥協召喚できる。こちらも召喚するだけでモンスターをサーチできるが、デッキ内に3枚以上の機械族が必要なため、デッキ構築の際は注意。マシンナーズを組む場合、これか《マシンナーズ・フォートレス》のどちらかは欲しい。

 

ラク

:★★★

:★★

:★★★

高い展開力とチューナーが特徴のテーマ。攻撃可能な場合に攻撃しなければいけない制約と、攻撃された場合に表示形式を変更する共通効果を持つ(カードによって微妙に共通効果が異なるのでテキストに注意)。

基本的には《カラクリ兵 弐参六》と、カラクリSモンスターからのリクルート先としての役割を持つ。チューナーには星3と星4が揃っており、アタッカーもいるため、状況に応じて使い分けよう。

デッキの主軸にするには少しパワーが心もとないが、《ギアギガント X》やマシンナーズのための機械族枠としては中々使いやすい。ドラフト中に回ってきたら隙を見てピックしたい。

 

キーカード

《カラクリ兵 弐参六》

下級カラクリのリクルーター。攻撃された時に守備表示になってくれるため、戦闘ダメージを抑えやすい。同名もリクルート可能で使いやすいので、このカードを中心に集めるとよい。

 

古代の機械

:★

:★★

:★★★★

フィールド魔法からリクルートが可能な機械族テーマ。相手のカードの発動を封じることができる効果を持つ。

《歯車街》を破壊することで墓地やデッキから最上級モンスターを簡単に特殊召喚できる。地属性ドラフトでは特殊ルールにより、フィールド魔法の裁定が過去仕様になっているため、フィールド魔法を張り替えることでも効果を発動できる。

コンボ性が高く事故率は高いが、最上級モンスターの召喚が決まれば相手を圧倒できる。

また、下級モンスターは普通に優秀なので、《歯車街》ギミックは無視してこちらだけピックするのも手。

 

キーカード

《古代の機械飛竜》

召喚時に古代の機械モンスターをサーチする効果と、アタック時に効果モンスターの効果の発動を無効化する効果を持つ。

召喚するだけで後続を確保出来る上、リクルーターを潰すことができる中々ハイスペックなモンスター。ただし、サーチ先の下級モンスターは《古代の機械騎士》1枚のみ。基本的にはカットされるようなカードではないためまず回ってくるが、ピックする際は見逃さないようにしたい。

 

マドルチェ

:★★

:★★★★

:★★★★★

爆発的な展開力と後続確保能力が特徴のテーマ。打点は全体的に低めだが、モンスターを横に並べる能力に長ける。地ドラ最強候補の一角。

基本的には《マドルチェ・マジョレーヌ》軸と《マドルチェ・ホーットケーキ》軸で運用方法がやや変わる。そのため、両者を分けて解説する。

前者は《マドルチェ・マジョレーヌ》の後続確保能力を活かした構築。同名モンスターもサーチできるため、3枚確保できればガジェットのような運用が可能。更にマドルチェの共通効果により破壊されてもデッキに戻ってくれるため、後続が切れづらい。ただし、ガジェット同様打点はアテにならないため、魔法罠など別にモンスターをどかす手段も用意する必要がある。

後者は《マドルチェ・ホーットケーキ》の展開能力を活かした構築。即座に2体のモンスターを横に並べることができる。星3マドルチェをリクルートしてエクシーズを狙ってもいいし、そこそこの打点を活かしてそのまま殴ってもいい。効果の発動には墓地にモンスターを用意する必要があるが、《マドルチェ・エンジェリー》《レスキューキャット》からリクルートすることで即座に条件を満たすことができる。

両者は厳密には完全に別の構築になるわけではなく、共存ももちろん可能。しかし、基本的にはパーツの取り合いになってしまうため、ピックの際は必要なカードを見極めたい。

 

キーカード

《マドルチェ・プティンセスール》

墓地にモンスターがいない場合に特殊召喚する効果と、特殊召喚した際にデッキからマドルチェをリクルートする効果を持つ。

初手で《マドルチェ・マジョレーヌ》からサーチできればそのまま特殊召喚し、効果に繋げることができる。自身の効果で特殊召喚しなくてもリクルート効果は発動できるため、《マドルチェ・ホーットケーキ》からのリクルートも狙いたい。

《マドルチェ・マジョレーヌ》軸と《マドルチェ・ホーットケーキ》軸どちらでも入る上、あるのとないのとでは展開力が大きく変わるため、最優先でピックしたい。

ただし、効果を使ったターンはマドルチェしか特殊召喚できなくなる制約には注意。