BCメモ

遊戯王のドラフトについてまとめるブログ

アーキタイプ解説(テーマ編②)

パラメータ解説

:汎用性

各カードの汎用性の高さ

★が多いほど汎用性が高く事故りづらい

 

:必要枚数

パワーを発揮するために必要なカードの枚数

★が多いほど必要なカードが多くピックが難しい

 

:パワーの高さ

カードを揃えられた時のデッキパワーの高さ

★が多いほどデッキを組めた時のリターンが大きい

 

X-セイバー

:★★★★

:★

:★★

チューナーの優秀さが目を引くテーマ。そのどれもが単体で活用できる汎用性を持つため非常に扱いやすい。

地属性ドラフトでは、OCG環境での特徴であった展開力の高さは鳴りを潜め、主に《XX-セイバー エマーズブレイド》リクルートによってシナジーを形成している。そのため数を集める必要がなく、最小限の枚数で済むためピック事故が起きにくい。

ただし、メイン戦力となるチューナーはどれもが高い汎用性を持つゆえに、他人にピックされがち。基本的には2週目には回ってくることは少ないため、必要な場合は優先的にピックしよう。

 

キーカード

《XX-セイバー エマーズブレイド》

X-セイバーモンスターをリクルートする効果を持つ。リクルート先には場持ちの優秀な《X-セイバー パシウル》《XX-セイバー フラムナイト》がいるため、高確率で自分のターンにモンスターを残すことができる。ただし、どちらもピック人気は高めなため、取り逃さないようにしたい。

 

蟲惑魔

:★★★

:★★★

:★★★★

アドバンテージを稼ぐ能力に長けるテーマ。下級モンスターのどれもが召喚するだけでアドバンテージを稼ぐ効果を持つ。

また、そのどれもが罠カード、特に落とし穴カードと密接な関係を持つ。初めからデッキにある前提で考えられる構築戦と違い、そちらもドラフトで集めなければならない。落とし穴カードは蟲惑魔関係なく使用できる強力な汎用妨害カードのためピック人気が高く、完成度の高い蟲惑魔デッキを組むのは中々困難。落とし穴カードが回ってきた際は自分が使えるように、また他に蟲惑魔を集めている人の手に渡らないように注意してピックの判断をしよう。

 

キーカード

《トリオンの蟲惑魔》

召喚時に落とし穴カードをサーチする効果と、特殊召喚時に相手の魔法罠を破壊する効果を持つ。

召喚するだけで妨害カードを手札に増やせるため非常に強力。罠の内容は相手にバレてしまうが、どちらにせよ高確率で1:1交換に持ち込めるためアドバンテージ面で優位に立てる。《奈落の落とし穴》をサーチできれば最高だが、まず回ってこないためピックするのが難しい。《落とし穴》でも十二分に強力なため、見逃さないようにしたい。

また、特殊召喚時に相手の魔法罠を破壊する効果もタイミングを逃さないため非常に強力。このカードを採用する際は、《地霊術-「鉄」》《ゾンビーナ》などの蘇生カードを多めに積めると効果的。もちろん、同テーマの《ティオの蟲惑魔》も非常に相性が良い。

 

サブテラー

:★★★

:★★

:★★★★

リクルート効果が優秀なテーマ。強力なサイクルリバース効果を持つ最上級モンスターを有する。

最上級リバースモンスターである《サブテラーマリス・リグリアード》とそれをリクルートできる下級モンスターから構成される。《サブテラーマリス・リグリアード》はその高い守備力と強力すぎるサイクルリバース効果からフィールドに出すだけで勝負を決めかねない性能を持つ。手札に来てしまう危険性はあるが、そのリスクを背負ってでもデッキに入れる価値はあるだろう(一応特殊召喚効果はあるが)。

 

キーカード

《サブテラーの射手》

サブテラーモンスターをリクルートする効果を持つ。リクルーターにしては高い打点と、効果破壊にも対応している点が非常に優秀。サブテラーを集める際は、このカードを中心に集めるとよい。3枚揃えることができればそれだけでデッキの完成度がグッと上がる。《サブテラーマリス・リグリアード》がいなくてもこれだけで強力なため、ピック出来ていなくても優先的に集めに行くのも手。