アーキタイプ解説(種族編)
パラメータ解説
汎:汎用性
各カードの汎用性の高さ
★が多いほど汎用性が高く事故りづらい
数:必要枚数
パワーを発揮するために必要なカードの枚数
★が多いほど必要なカードが多くピックが難しい
力:パワーの高さ
カードを揃えられた時のデッキパワーの高さ
★が多いほどデッキを組めた時のリターンが大きい
戦士族
汎:★★★★★
数:★
力:★★
下級の汎用性が高さが光るモンスター軍。アタッカーから展開、除去、チューナーまで良質なものが揃っており、それぞれが単体で完結しているため、非常に扱いやすい。
また、それらのモンスターを増援で使い分けることができるのも強み。状況を打開する能力にかけては右に出るものはいないだろう。
一方で、大型のモンスターが少なくフィニッシャーに欠けるという欠点がある。カード間のシナジーも薄いため数を揃えても旨味に欠ける上、汎用性の高さ故にピック人気も高く、そもそも数を揃えるのが難しい。
戦士族を主体にデッキを組むというよりは、必要なカードを厳選し、デッキの便利枠として挿し込むのがベター。
キーカード
・《増援》
下級サーチカード。戦士族は役割のバリエーションが広いため、非常に扱いやすい。
アタッカーと展開を兼ねるハイスペックなモンスター。《H・C 強襲のハルベルト》や《H・C サウザンド・ブレード》をサーチできれば強力だが、どちらもレアカードで人気が高いため、サーチ先のピックは《H・C 夜襲のカンテラ》や《H・C エクストラ・ソード》を狙いたい。
機械族
汎:★★★
数:★★★★
力:★★★★
【マシンナーズ】【カラクリ】【古代の機械】を擁するモンスター軍。
基本的に機械族を要求されるのは《ギアギガント X》、《マシンナーズ・フォートレス》、《マシンナーズ・メタルクランチ》、カラクリSモンスターの4つ。
いずれにせよ安定して召喚や効果を狙うにはある程度の枚数が必要となる。
その代わりデッキをうまく組めた時のリターンは大きい。アドバンテージを稼ぐ手段に長けるため、有利な状況を作りやすく、フィニッシャーも優秀なものが揃っている。
戦士族ほどではないが汎用性も中々高いものが揃っており、事故率は意外と低い。
キーカード
下級機械族をサーチorサルベージできるXモンスター。X召喚のディスアドバンテージを即座に回収できる能力を持つため非常に強力。一度でも効果を発動できればかなり有利になるため、もし運よくピック出来た場合は積極的に召喚を狙える構築を目指そう。デッキ内に機械が3~4枚しかなくても意外となんとかなったりする。《鏡像のスワンプマン》や《量子猫》を使うのもオススメ。
岩石族
汎:★★
数:★★★★★
力:★★★★★
パワーと持久力に長けるモンスター軍。癖が強く使うのに一工夫いるモンスターが多い。
岩石族を必要とするカードはフィールドよりも墓地やデッキ内に必要とするものが多い。効果を十分に発揮するためにはデッキ内の岩石族の比率を高める必要があるため、ピックが難しい。
比較的使いやすく優秀なXモンスターである《御影志士》と《No.55 ゴゴゴゴライアス》を主力に据えたいが、両者はデッキ内に岩石が少なくても使えるためピック人気が高いのも難しいところ。
デッキを組むのが難しく汎用性に欠けるためピック人気は全体的に低めだが、それは逆に言えば2ndピックで集めやすいということでもある。上手くデッキを組めれば粘り強く強力なデッキになるため、ぜひ挑戦してみよう。
キーカード
デッキから岩石族を墓地に落とすことで戦闘破壊を無効化する効果を持つ。維持できれば戦闘で一方的に有利になれるため、岩石族を主軸に据えるなら是非ピックしたい。
自身を特殊召喚する効果とデッキから岩石族を特殊召喚する効果を持つチューナー。守備力が高く、フィールドに維持できれば毎ターン岩石族を展開することができる。《ブロック・ゴーレム》から出せる唯一のチューナーだという点も見逃せない。
獣族
汎:★★★
数:★★★
力:★★★
【マドルチェ】と【X-セイバー】の一部を擁するモンスター軍。基本的には《レスキューキャット》のリクルート先としての役割を持つ。
特に【マドルチェ】との相性は良く、もし組む場合はこちらも同時に狙いたい。
《ゼンマイニャンコ》や《ペロペロケルペロス》など比較的使いやすいモンスターも多いのでリクルート先には困らないだろう。
キーカード
デッキから星3以下の獣族を2体リクルートする効果を持つ。獣族を集める理由。レア枠だが意外と回ってくることも多いので、獣をピック出来ているときは狙っても良い。
サイキック族
汎:★★★★
数:★★
力:★★★
優秀なチューナーを擁するモンスター軍。カード間のシナジーは強いが、数枚で完成されているためピックが狙いやすい。更に、ほとんどが《緊急テレポート》からリクルートできるため展開しやすいのも特徴。チューナーに困ったらとりあえず取っておけばかなり動きやすくなる。
キーカード
ややトリッキーなドロー効果を持つチューナー。《静寂のサイコウィッチ》や《沈黙のサイコウィザード》から繋げることで効果を発動できる。S召喚の損失を補うことができるため、両カードと一緒にピックして効果の発動を狙いたい。